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『文房具』と『お菓子』比較論

2013-02-14
もう新たな商品って無いみたいですね・・・。                                                   

「代表的な!」というか、「人気の!」というか、「基礎となる」という意味においてですけど。

お菓子で言えば、飴、チョコ、ガム、クッキー、ビスケット、ゼリー・・・

文房具で言えば、ペン、消しゴム、ノート、ホッチキス、パンチ、修正テープ・・・

これらは長い間をかけて市民権を勝ち得た、それはそれは素晴らしい商品たちです。
今でもたいがいの人が食べたり、使ったりしていますもんね。



そりゃあ、『chupa chups』の 『マンダリンオレンジ味』『コーラ味』のように、新たな味で新発売!! はありますよ。でもカテゴリーが違います。あくまでchupa chupsは棒付きの飴に変わりはありません。


話がズレますが、マンダリンオレンジ味とオレンジ味の違いを分かる人は少ないでしょう。そう考えるとシチリアレモンのように産地を明記するとちょっとおしゃれというか斬新ですね。岩津ネギとか豊岡かばんとか、もっと有名にしたいですね。


また『チョコビスケット』とか、『レモンコーラ』のように、『既にあるものをくっつけて更に高みへいっちゃえっ!』という新商品もありますが、なかなかオリジナルを超えられません。


また話がズレますが、回転ずしでも「酢めしとその具材を合わせるかねぇぇ!?」というものが時々あります。軍艦巻きにカレーが乗っていたこともあります。コンセプトは酢めしじゃあなくて、ご飯に合うものなのか?みたいな。

要は単純に既存のものを合わせる作業は、比較的かんたんなのですぐできて、中にはとんでもないものもあるってことです。気をつけなきゃ。

文房具だとカラフルな色で個性を出していくというパターンがあります。一昔前の「青は男性、ピンクは女性」でしたが、あまりに単純すぎるので、最近は使用者を若い女性とターゲットにし、キラキラした透明感のあるものがよく売れているそうです。

また文房具は手動から電動に進化してきましたが、最近はスマホとの連動がキャッチーです。手書きしたものを撮影すれば自動補正してくれるノートとか、メモなどが発売されています。

またマーケティングの技術が発達してきて、明らかに使用者を徹底的に研究し、ターゲットを明確にしたものが多くなってきていると思います。10人中、9人がまあ必要とするだろう。ではなく、10人中9人は絶対いらないけど、1人は必ず欲しがるだろうといった商品が多く発売されています。

弊社も単純に既存のサービスを、くっつけて「一丁上がり!」と提案するのではなく(たまにありますけど・・・けっこうあるかもしれません(゚o゚;;)、使用されるお客様のニーズの深堀りができるように、そして、より一層ご愛顧いただける『気配り』と、新たな商品知識の『勉強会』を二律背反でがんばっていっています。

最近の目覚しい文房具の進化は、社会のニーズが多様化した結果なのだろうと思います。そして苦しい経済状況で本気になって考えた結果だと思います。

北朝鮮の核実験に際し、日常の平和をもっと享受し深く味わいたいと想う今日この頃です。
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